ENDER LILIES: Quietus of the Knights
美しく幻想的なグラフィックと音楽
主人公のキャラの可愛さ
倒した敵をスタンドのように自分の力に変えて成長してく
探索型の2Dアクションゲーム
いわゆるメトロイドヴァニア
この説明文だけで
即買いでした。
結論から言うと
期待はずれでした。
正直いうと開発者の苦労もあるし
自分に合わなかったゲームをレビューするのはツライし
なんどか非公開にしたけど
やっぱり公開しておきます。
もしかしたら参考になるかもしれませんし。
自分のプレイ時間は5.9時間。
結構話は進めたのでレビューです。
ストーリーや雰囲気、音楽が良いのになぜハマらない?
雰囲気のあるイラスト
幻想的な音楽
かわいいキャラデザ
すごく丁寧な作りだ
しかし6時間もプレイしたのに
なぜハマらないのだ?私は。
すごく期待していた分ショックを受けているのが実際のところ。
はまりそうなのに
なぜかハマらない・・・
その理由を考察してみた
【ハマらない理由1】リスクが無いのでスリルが無い
死んだときのリスクがほぼない。
中継地点に戻るだけ。
だから
スリルが無くて
死んだらシンプルに素直に戻ってやり直すだけ
ダークソウルとかなら
ためたソウルを死亡地点に落とす。
不思議のダンジョンならアイテムが無くなる。
このリスクがあるから
いかにして生き残るか?
生存の為に必死になってドーパミン放出ポイントになる
それが無い
【ハマらない理由2】探索してもリターンが少ない
メトロイドヴァニアとかなら
地形をいろいろ探索することでレアな武器や素材をゲットしてそれを活かして
攻略が有利になるというこ褒美がある
探索してマップが埋まると
ボーナスアイテムや経験値がもらえたり
攻略に有利なご褒美がドーパミンポイント
それが薄い
探索したときのリターンが薄いと思う。
無いわけではない。
あまりゲームプレイに寄与しないだけで。
ホロウナイトの探索と何が違うのだろう?
マップが全部似ているからなのだろうか・・・
【ハマらない理由3】雑魚戦のご褒美が無い
雑魚戦のご褒美が無いので
雑魚戦は基本逃げまくる感じになります。
倒す意義がない。
一応、経験値がご褒美になるんですが
まず経験値が貯まっているという ゲットしている
という表現が薄すぎて
気づいたらレベル上がってた
って感じでご褒美を感じる部分がない
レベルアップの表現も薄い
ドラクエだと
レベルアップの効果音が嬉しいでしょう
たぶんイントロクイズしたらみんな即答できるでしょう。
レベル上がって
どの能力がどれだけ上がったよ
とか表示されないから
いつの間にか強くなっていたね
って感じです。
雑魚戦のご褒美は何も経験値だけじゃなくていいじゃないですか
例えば
回復アイテムをゲットできたり
魔法ポイント回復薬をゲットできてもっと戦える状態になったり
武器を拾ったり
素材を拾ったり
具体的なものとしてリターンが無くても
シンプルに
戦闘が気持ち良い!っていうのもリターンになる。
最近 仁王をプレイしているんだけど
アクション性がかなり高くて
序盤は操作の難しさに戸惑うんだけど
慣れるに従って
シンプル操作で多彩なアクションを選択出来て
楽しいんですよね。
戦闘そのものが楽しいっていうリターンがあるんですよね。
このゲームは
リターンが経験値しかないのに
それが薄い
シンプルに戦闘が楽しくない
敵のパターンをしっかり学習して
対策していくという
おもしろいアクションゲームの土台が確かにあります。
ここは好みなんですがね。
しかし、スタミナ管理とかするわけじゃないので
大味といえば大味な戦闘になります。
それと
戦闘に限らず全般的に
五感への魅力的な刺激がちょっと薄いような気がする
攻撃があたったときの音とか
効果的な一撃が入ったときの表現とかね
例えば
ダークソウルならパリィが決まったときのスローになる表現が気持ちいいでしょ
しかも致命の一撃が確定で入るしその時は無敵になる。
セキロなら忍殺したときの鼓の音とか気持ちいいし
ブラッドボーンなら
ダメージを食らってから素早く
攻撃を返せばダメージを取り消すことができたりってのも面白い
モンハンなら
怯みの要素が重要だったりする
強烈な攻撃を加えた瞬間
一瞬画面が止まって ドカって効果音が入るとかもいいかもだし
FFみたいに
すごい強烈なエフェクトで視覚的に気持ちよさを出す場合もある。
私の中ではアーロイの顔が無理すぎて評価2しかないホライゾンなんですが
ホライゾンゼロドーンの五感への刺激の気持ちよさは異常
効果音の入り方が秀逸だし
光の表現がきれいなのよ。
まあアーロイの顔が美人やったら神ゲー確定なんだけど
それだけで★5から★2にしている
私は人として終わっているんだけども。
いいMOD知りません?
やっぱり神ゲーでした
現在絶賛はまってるよ
プロゲーマーの梅原大吾さんが
良いゲームの条件は五感への刺激が気持ちいいって言っていたけど
それなんですよ
おもろいゲームは本当にそこが上手なんですよ
以上ハマらない理由を考察してきて
共通しているのは
やっぱりドーパミン放出体験の部分が総じて
薄い!
ってこと。
逆に言えばドーパミン依存ゲーが主流の昨今 完全に逆張りの構え
しかし
ゲーム業界よ
これでいいのか?
ゲームはドーパミン中毒だけがすべてではないのだよ!
ドーパミンが出そうな要素を極力省いて
シンプルに雰囲気だけ楽しむ
そういうゲームがあったっていいんじゃないか?
ログインボーナスや
継続ボーナスのようなご褒美。
五感への魅力的な刺激
リスクとリターンのバランスによる中毒性
確率による依存性
こんな感じで
見渡せば
人間が依存する心理を上手に組み込んだゲームばかりじゃないか?
これでいいのか?
ゲーム業界よ!
と言わんばかりの
ドーパミン放出類をかなぐり捨てた
逆張りの雰囲気ゲーなので
逆にそこが新しいのかもしれない。
ENDER LILIES: Quietus of the Knightsは
評価がかなりいいので
私のように
ゲームにドーパミンばかり求めているやつばかりでも無いようだ
まったーっり
エアコンの効いた暗い部屋で
コントローラー握って楽しむにはいいゲームかも。
評価
まあまあ楽しめるし
最後までやろうと思えばできると思うんだけど
6時間もプレイして結果積んでるのが実際のところ
ってこと。
★★☆☆☆
【評価基準】
★5→クリアしてからもやり込み含めて50~100時間は楽しめる!オススメ!神ゲー
★4→クリアまでプレイ楽しめる 楽しいぜ!
★3→結構楽しい!けど クリアまでに飽きるかもしれん。
★2→面白くない 自分には合わないゲームだった
★1→クソゲー 積みゲー 返金したい
とはいえこれアーリーアクセスのときのレビューなんで注意してね
この記事はアーリーアクセスのときのレビューです。
いまヴァージョン情報みたらかなり修正と追加はいっているんでもう一回やってみるか。
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